C#+WPFチューニング戦記

C#とWPFで高速なコードと最適なシステムを書くためにやってきたいろいろな事を書いてみます。.NET Frameworkのソースコードを読み解きましょう。なお、ここに書かれているのは個人の見解であって何らかの団体や企業の見解を代表するものではありません。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

共用体でGuidすら速くできる

CEDEC2018の傍ら、こんなベンチマークを思いつきで書いていました。 まずは結果からご覧ください。Meanの値から、だいたいSystem.Guidよりも2倍は高速です。 Method Mean Error StdDev ImmutableGuid_In 20.83 us 0.1102 us 0.0977 us ImmutableGuid 22.46 …

CEDEC2018 に行ってきます

本日は完全に余談 会社が3日分の受講料を出してくれたことと、その期間を快く送り出してくださったクライアント(と書いて戦友と読む)の期待に応えるため、CEDEC2018で勉強してこようと思います。 CEDECではまだ時々会える古い知人も居ります。 そういえばM.K…

Rect.Containsもreadonly struct + in で高速化できる

RectとImmutableRectのContainsのベンチマークです。 IsEmptyの判定を排除できればもっと速度が出るのですが、互換性を重視してあえて削除していません。 なんでこれほどRectに拘るかといいますと、仮想化は矩形の判定の塊だからです。仮想化を高速化したい…

C#7.3 in this ValueTuple が速い

C#7.3でこんなベンチマークをしました。 in this ValueTuple の組み合わせが出来ると本当に高速です。 [Benchmark] public void DoubleMaxLegacy() { for(int idx=0 ; idx<10000;idx++) result[idx] = Math.Max((double)(10000 - idx), (double)idx); } [Ben…

最速C #7.x

最速C# 7.x from Yamamoto Reki www.slideshare.netそんな題名で社内勉強会を実施しました。C#7,xになってから、最速&安全なコードの書き方は変化したと思います。