イベント集約という手法
一長一短あります。
本日はイベント集約のこと。
イベントは大変便利ですが、1つのイベントにどの程度のリスナーが居るかを正確に管理するのは大切です。
WPFを手本にすると、バインディングパスとレイアウトパスに関して見事なイベント集約がなされていることに気づきます。
依存関係プロパティを書き換えるとバインディングは非同期で最後の変更だけが伝わります。
バインディングが終わると、メタデータのオプションや、計測と配置の無効化フラグを見ながら、極力1回ずつだけレイアウトパスが走ります。
特定の処理が終わるまで、イベントの有無だけを蓄積しておく。これが大雑把にイベント集約というものです。
使いこなすと最適化の効果は絶大。
ですが、イベント集約はパスの順序について明確な設計を要します。また、集約したイベントが正確性を欠くと大変なことに。
今日もそのバグで大変なことに。